【核保有賛否】米朝交渉が失敗すれば日韓で「核武装論」が出てくる!米国務省のビーガン氏
米国務省のビーガン対北朝鮮特別代表が「米朝非核化交渉が失敗した場合、韓国と日本で核武装論が持ち上がる可能性がある」と指摘した。
米国務省のポンペオ国務長官も北朝鮮に対し「核兵器ではなく、非核化こそ体制の安全をもたらす」と呼び掛けた。
ビーガン氏は2019年9月6日にミシガン大学で講演し、その中でキッシンジャー元国務長官との対話について紹介した。
ビーガン氏はキッシンジャー氏の言葉として
「われわれが行っている北朝鮮の核兵器除去に向けた努力が失敗すれば、アジア全域が核拡散という挑戦を受ける」
「日本や韓国などの同盟国は、米国の拡張抑止を信頼して核開発をやめたからだ」などの考えを示した。
その上でビーガン氏は「北朝鮮の核の脅威が続けばある時点で韓国や日本などアジア諸国の中で、彼ら独自の核能力保有問題を再考する必要がないか自ら検討を求める声が出始めるだろうか」と問い掛け
「北朝鮮の非核化が失敗すれば、キッシンジャー氏は北朝鮮がアジアで最後の核保有国ではなくなると指摘した。国際社会はこの言葉が的中しないか心配している」とも述べた。
核兵器は先進国が抑止力として保有するもので、その目的は報復用であって決して先制使用をしないことが絶対条件。
ひと度使ってしまえば全人類が滅亡する可能性のある恐ろしい兵器だ。
政権が不安定な国家の核保有は極めて危険なため、なんとしても阻止することが必要だろう。
韓国は北朝鮮の核兵器を温存のまま統一しようという野望を持っているものと思われる。
そして、INFに加盟していなかった中国が多くの核ミサイルを保有していることを考えると、いずれ日本も核武装せざるを得ない日が近々やってくるであろう。
核を持たないままの日本では、今後核を保有している国と対等な外交ができなくなるのは必至だ。
好むと好まざると今後は、他国との外交カードおよび抑止力としての核保有は先進国としての絶対必要条件となると思われる…
続きは動画の中で・・・