【ズルいよ米国さん】THAAD迎撃ミサイル、遠隔で無人ランチャーから迎撃に成功【後出しジャンケン】
アメリカミサイル防衛局は2019年8月30日、THAAD迎撃ミサイルの発射試験を行い、離れた場所にある無人の発射機からミサイルを発射し、標的の破壊に成功したと発表しました。
報復攻撃の危険から兵士を遠ざけ、運用面の幅が広がることが期待されます。
これは報復攻撃の目標になる「ミサイルを発射した場所」から兵士を遠ざけ、より安全な状態で弾道ミサイル防衛が可能になることを示しています。
また、発射機だけを多数配置することもできるため、より高価なレーダーや火器管制システムの数を減らし、効率的に広範囲の弾道ミサイル防衛も可能になります。
省力化・効率化を可能にする今回の試験は、非常に大きな意味を持つものだといえるでしょう。
これは、アメリカの後出しジャンケンにやられましたね。
我が国のミサイル防衛でTHAADとイージスアショア双方が検討されたが、当初、イージス・アショアが1基1500億円、THAADが1システム1000億円となっており、その他の条件を加味した結果、イージス・アショアに軍配が上がった。
しかし、蓋を開けてみれば、イージス・アショア1基が6000億円に修正された。
そして今頃になって今回THAADのの実験成功の報道となった。
一つのシステムで複数の発射機を制御できるとなると、すべての話が変わってくる。
THAADのレーダーと管制システム一式より、ミサイルを含む発射機の方が安価だという。
仮にシステム一式が600億円、ミサイルを含む発射機が400億円とすると、イージス・アショア2基分で1兆2000億円。
同額でTHAADならシステム10基で6000億円、発射機が15基で6000億円となり、全国の自衛隊駐屯地10箇所にシステム、15箇所に発射機を分散配置が可能となる。
さらにイージス・アショアのように大規模な建築工事が不要で、THAADの場合は、少しずつ配備していくことも可能だ。
今なら、まだ間に合うと思うので、イージス・アショアからTHAADに鞍替えするのもありだと思うのだが、如何なものか…
続きは動画の中で・・・