【SLBM搭載型】北の「新型潜水艦」による弾道ミサイル発射の時期は?
米戦略国際問題研究所(CSIS)は2019年8月28日、衛星画像から北朝鮮が潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)の発射準備を進めていると、報告していた。
北朝鮮が新型の潜水艦を建造しているのは秘密ではない。
北朝鮮自身も公にしている。
朝鮮中央通信は7月23日、金正恩委員長が新型潜水艦を視察したと報道し、同潜水艦が「日本海作戦水域で任務を遂行することになる」として、配備目前であることを伝えていた。
北朝鮮はロシアから購入した退役のゴルフ級潜水艦(3000トン級)をベースに密かに3000トン級以上の潜水艦建造に着手していた。
「ゴルフ級」はSLBMを3発装着できる。
ところが、北朝鮮は潜水艦を新たに建造したと発表した。
潜水艦規模など詳細については明らかにしてなかったが、金委員長が視察した際に公開された写真を見る限り、発射管が3個みえた。
北朝鮮はこの3千トン級潜水艦の建造と合わせて、「北極星3号」を開発していた。
北朝鮮はミサイル開発に集中してきたので、潜水艦をはじめ、造船技術は未発達なのではと言う思いがある。
ただ、北朝鮮がロケット開発途上だった頃も奴らに出来る訳が無いと我々を含め多くの国が高を括っていた。
しかし、今ではSLBMまで実用化してしまった。
韓国とは違い、北朝鮮は侮れない。
溶接技術も一定水準以上でなければ宇宙空間まで飛ぶ物は作れない。
過去に鹵獲された北朝鮮小型潜水艦のプロペラの写真を見たが驚くべきことに先進国並みのハイスキュー型だった。
今回公開された写真の粗い溶接はこのまま受取って良い物かどうか疑うべきかも知れない。
最近の北朝鮮はトランプ大統領の射程距離が短いミサイルは問題ないと言うことで、近隣諸国を敵国とした装備の開発が盛んだ。
ただ、絶対に不可能だとは思うが、仮にこの潜水艦が太平洋に進出できたとすれば、アメリカといえども射程距離の意味は無くなってしまうだろう…
続きは動画の中で・・・