【逆転の発想】米空軍が既存の航空機を操縦できるロボットをテスト中【未来のパイロット】
無人航空機と言えば、軍事航空の未来であり、危険な任務や作業における人間のパイロットのリスクを最小限に抑えると期待されています。
実際に無人航空機はすでに運用されてはいますが、現在アメリカ空軍は既存の航空機を操縦できるロボットをテストしているんだとか。
最小限の工程で航空機の自律飛行を可能にしてくれるみたいですよ。
航空機を作るのって、操縦かんやペダル、その他の物理的コントローラーを、エンジンと操縦面、自律機能と電子的にリンクしてくれるシステム「フライ・バイ・ワイヤ」を使えば比較的簡単なんです。
あと航空機に新たなコンピューター制御システムを追加する場合も、特別な工程を必要とするときもありますが、ほとんどの場合はソフトウェアのアップグレードで解決します。
しかし、数十億ドルの電子機器や自律性のあるシステムがまだ満載されていない航空機を自律飛行させるには、かなり多くのハードウェアの変更と追加コンポーネントが必要で、永続的にアップグレードしないといけないなんですよね。
そこで空軍研究所は、どんな航空機でも無人化させることを目的に、自律型航空機を専門とするDZYNE Technologies Incorporatedという会社と協力して、「ROBOpilot」を開発しました。
技術の進歩は果てしなく続くように思えるが、突然目の前に大きな壁が立ちはだかることがある。
現在、世界中で無人機や自動運転の研究が進んでいるが、それらの殆どが無人化や自動化するために専用の機体や車体での運用を前提としている。
じゃあ、それらが完成した暁には既存の機体や車体は無用の長物になるのか?
それではあまりにもコスパが悪すぎる。
そこで考えられたのが「ROBOpilot」なのだろう。
学習さえしてしまえば、どんな乗り物でも操縦できてしまうという、正に逆転の発想から生まれた考え方だ。
実戦配備までには、まだ暫く掛かると思われるが、既存の戦闘機でも機体の強度が許す限りの高機動が可能となる。
夢は広がるのだが、ひとつ気になることもある。
それは…
未来に「サイバーダイン社」のような恐ろしい企業が誕生しないことを祈るばかりだ…
続きは動画の中で・・・