【AWACS】米空軍嘉手納基地のE-3Bと空自のE-767、共にインド太平洋地域を警戒監視
アメリカ空軍嘉手納基地は2019年8月8日、ボーイングE-3Bセントリーの活動を紹介しています。
映像はアメリカ空軍嘉手納基地を離陸した訓練中の模様です。
ボーイングE-3Bセントリーは、旅客機707をベースに開発された早期警戒管制機です。
AWACSとも呼ばれ、嘉手納基地に2機配備されています。尾翼に描かれている「ZZ」は嘉手納基地所属を示し、地の果て極東という意味で使われています。
アメリカ空軍以外に、イギリス空軍、フランス空軍、サウジアラビア空軍、NATO軍でも運用されています。
航空自衛隊でも採用しようとしたのですが、707の生産が終了した為、ボーイング767をベースにしたE-767を採用しました。
1976年、ベレンコ中尉の強行着陸事件時に地上からのレーダーだけでは防空警戒態勢に問題があるとして、日本も早期警戒機を導入することになった。
そして採用されたのが、アメリカ海軍の使用するE-2Cホークアイだ。
ただ、E2Cは米海軍仕様であったため米空軍仕様の空自システムとの相性が悪く不具合が多発。
E3を導入したかったが記事内に記載がある通りベース機のB707の生産が終了しており叶わなかった。
ボーイングからB767にE3のシステムを搭載したAWACS、E-767の提案があり、日本はこれを4機導入したという経緯がある。
今のところ他国での採用がないため、E767は世界中でこの4機しか存在しない貴重な機体となる。
4機は全て航空自衛隊浜松基地に所属している。
ワイドボディのB767がベースのため、細身のE3と比較して機内容積は2.1倍、床面積は1.54倍と広くなり、居住性が向上している。
エンジンはE3の4発からE767は双発となっている。
導入当初は装備されていなかった、JTIDS(戦術情報分配システム)だが現在は装備されている。
世界に4機しかないE767の活躍を大いに期待したい。
続きは動画の中で・・・
Lineのお友達登録で「好きな趣味を仕事にする方法」が学べます!
Lineのお友達登録はこちら
LineID ⇒ @hxe6020dで検索することも可能です!
