【海上自衛隊】純国産哨戒機P1が全国展開の一環で鹿屋基地に配備開始
防衛省は、日本周辺海域を警戒・監視する最新鋭の哨戒機P1の全国展開を始めた。
P1は純国産機で、米ロッキード社のP3Cの後継機。
これまで海上自衛隊厚木基地(神奈川県)だけで運用されてきたが、26日から鹿屋基地(鹿児島県)にも配備を開始した。
防衛省は今後、八戸(青森県)、那覇(沖縄県)の両基地にも展開する計画だ。
先に鹿屋に配備した理由について、「東シナ海や太平洋での中国の活動の活発化と、南西海域での防衛態勢の向上を考慮した」と説明している。
哨戒機は艦艇や潜水艦、不審船を捜索・攻撃する軍用機で、海上防衛の要として国内4基地に配備されている。
自衛隊は1983年以来、P3Cを使用してきた。
次世代機のP1は、政府がP3Cの老朽化を受け、国内約2千社の技術を集めて開発。
P1は、哨戒や捜索だけでなく、翼下のハードポイントに最大8発のASM1cやASM2国産対艦ミサイル、ハープーン対艦ミサイル、マーベリック対地ミサイルが搭載可能だ。
さらに対潜爆雷や短魚雷を搭載するウエポンベイもついており、最大9000kgの搭載能力がある。
F-35とのコンビネーションでは、ミサイルキャリアにもなる。
F-35の誘導で8発の対艦ミサイルを後方から発射することが可能だ。
そして本来の対潜任務の場合、様々な機器を駆使して敵潜水艦を探しだす。
P1に発見された潜水艦に、もう逃げ場はなく、確実に撃沈されるだろう。
エンジンも含めて純国産で、日本の航空産業にもプラスとなる。
P3Cより高速で航続距離も長いため、P1、70機で、P3C、100機分をカバーできると言われている。
続きは動画の中で・・・
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