【新型原潜】仏の次期攻撃型原子力潜水艦、シュフラン級1番艦が竣工、通常型は日仏因縁の潜水艦
フランス北部シェルブールで2019年7月12日、次期攻撃型原子力潜水艦バラクーダ級1番艦シュフランの竣工式が行われ、エマニュエル・マクロン仏大統領も出席した。
バラクーダ級は、今後数十年にわたって仏海軍の優位性を確実にするために建造されている。
フランスの潜水艦の竣工は10年ぶり。
全長99メートルのシュフランは、フランスの政府系造船企業ナバル・グループがフランス海軍用に建造。
オーストラリアは既に、通常動力型のバラクーダ12隻を発注している。
バラクーダ級は、1980年代に就役したリュビ級の後継艦として設計された。
任務は、空母や弾道ミサイル搭載原子力潜水艦といった戦略的に重要な艦の護衛だが、敵艦の追跡や情報収集も行う。
射程1000キロの長距離巡航ミサイルを搭載するほか、機雷の敷設も可能。
また、船体に取り付けたドライデッキ・シェルターに、特殊部隊用の小型潜水艇を格納することもできる。
日本のそうりゅう型潜水艦を破り、オーストラリアに採用されたこの潜水艦をベースに開発される「シュフラン級通常動力型潜水艦(オーストラリアではアタック級)」では、小型の無人偵察機も潜航状態から発射可能となる。
この原子力潜水艦は空母護衛という攻撃型潜水艦としての任務に加え、流行りの特殊部隊を用いた隠密作戦の支援にも使用できるなど「多任務に対応した次世代攻撃型原潜」といえる。
オーストラリアに輸出する通常動力型の場合、作戦期間が原潜よりも短いため弾庫容量の少なさは欠点になりにくく、シュフラン級が本当の意味で輝くのは「通常動力型」の方かもしれない。
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