【艦砲用誘導砲弾】レイセオン製「エクスカリバーN5」実射試験を完了!
レイセオンは誘導砲弾「エクスカリバーN5」の実射試験を米海軍とアリゾナ州の試験場で実施を終え、満足いく結果が得られたと発表した。
野砲(155mm榴弾砲)用として使用される誘導砲弾「エクスカリバー」を海軍艦艇の主砲として用いられる5インチ(127mm)砲用に作られたのがエクスカリバーN5だ。
「N5」は「for Naval 5-inch Gun(海軍5インチ砲用)」を意味する。
風の影響などで弾道がそれ、なかなか初弾から命中させるのが困難な火砲を、ミサイル並みに精度をあげる誘導砲弾がエクスカリバー。
弾体に安定翼がついており、ロックオンされた目標へ向け、GPS誘導で飛翔する。
155mm榴弾砲用では、39口径長で40km、52口径長で50km以上の射程があり、その誤差は半径2m以下。
これだけの精度を従来の無誘導の弾体で初弾から出すのはほぼ不可能だ。
現在まで実戦で1400発以上が使用された実績を持つ。
ミサイルに比べれば1発あたりの単価も安価で、命中精度に差がなければ攻撃力(弾薬の投射能力)は桁違いのものとなる。
現在レイセオンでは「エクスカリバー」シリーズとして、GPSの電波妨害に左右されないセミアクティブレーザー誘導の「エクスカリバーS」や、目標への最終到達時の軌道を変化させる「エクスカリバーSCT」なども開発中だ。
一発必中の、「ムダ弾」を少なくする砲撃を実現させる考えだ。
続きは動画の中で・・・
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