【超大型貫通爆弾】米軍がB2爆撃機で運用する「GBU-57A/B」14トンの巨大爆弾、地下60mのターゲットを破壊
GPS誘導の超大型貫通爆弾(MOP)である「GBU-57A/B」
従来の「バンカーバスター」と呼ばれる貫通爆弾では対処できない、厚い鉄筋コンクリートで保護された指揮・統制、大量破壊兵器製造・貯蔵施設、またはミサイル関連施設の破壊を目的とする。
MOPは、米空軍および国防脅威削減局が、ボーイング社を主契約者として、2004年に開発に着手した。
現在、実戦配備に向けて各種試験を行っている。
MOPは、全長6.2m、弾体直径0.8m、総重量約13・5トンと、米空軍の保有する通常兵器の中で、最も重量のある兵器だ。
貫通力は、貫通爆弾BLU-109の約30倍、湾岸戦争で話題となったBLU-113の約9倍で、厚さ60mの鉄筋コンクリートも貫通可能とされる。
MOPの構造に付いては、米空軍からの公開情報は少ない。
MOPの貫通力は、通常強度の鉄筋コンクリートでは60m、超高強度の鉄筋コンクリートで8m貫通可能とされる。
従来の貫通爆弾に比べ、驚異的な貫通力を有するMOPではあるが、運用上の課題を以下に挙げる。
地下数百メートルに建設された施設には威力不足である。
地下施設の攻撃には、目標の正確な位置・構造情報の入手が不可欠である。
正確な目標情報は、偵察衛星のみでは入手困難であり、関係者に接触して情報を得なければならない。
しかし、こうした情報の入手は非常に困難である。
MOPを使用しても、効果を期待できない地下施設の破壊には、B61-11等の戦術核兵器を使用せざるを得ないのが現状である。
続きは動画の中で・・・
【おすすめ動画】
【海上自衛隊】護衛艦「しらぬい」DD120の就役に中国ネットが警戒感露わに…
【空母打撃群】護衛艦「しらぬい」の配備で見えてくる「いずも型護衛艦」の空母化の現実味
【領空侵犯】ロシア軍のTU95爆撃機が2回にわたって領空侵犯、空自の警告を無視
Lineのお友達登録で「好きな趣味を仕事にする方法」が学べます!
Lineのお友達登録はこちら
LineID ⇒ @hxe6020dで検索することも可能です!
